体験搭乗
陸上自衛隊 北部方面ヘリコプター隊
UH-1J
とまぁ、そんなわけで2003.7.19(Sat)に自衛隊広報活動の一環の体験搭乗に行って参りました。
今回はそのレポートです。
ちなみに、体験搭乗当日の話しか書きません。前フリ書いてたら長くなりそうなんで。
とりあえず体験搭乗は午前9時30分までに陸上自衛隊第11師団の某駐屯地に到着
しないとならない。
今回のメンツはツーリングレポートでお馴染み友人Mと水風呂で共に震えあった(笑)友人R.Tである。
朝起きると、雲行きはかなり怪しかった。
素人目に見たって雲が低いのがわかる。下手すりゃ今日は飛ばないかもしれない・・・。
そんな不安が頭をよぎる。
午前8時30分頃、自衛隊の広報官から電話がかかってくる。
内容は『今日はまだ飛ぶかわからない。9時にまた連絡する』
不安だ・・・(^^;
午前9時、再び広報官から電話がかかってくる。
『今日は飛べます。集合してください。』
ついに出陣の時!友人Mと友人R.Tとの連絡もとり各員集合したところでチャリで駐屯地に向かう。
午前9時25分
駐屯地正門前に到着。
普段チャリで入る事など全くないからやたらと緊張する。
まぁ、警衛もチャリで堂々と入ってくる中学生なんか体験搭乗に来るヤツしかいないと分かり切ってるから、すぐに名簿を持ってでてくる。
俺たち軍事バカはどうしても警衛の2型迷彩服と64式自動小銃に目がいってしまう(アホ
名前を言うと、名簿の名前の横に認識番号らしきナンバーが書かれ、正門を通される。
警衛が言うには『この先を右に曲がったところにある隊舎にいる”木村さん”に会えばわかる』そうだ。
ハッキリ言おう!
た・・・隊舎って何!?
ってぇか木村さんってもっと誰!?
いや、今は理解してちゃんと漢字変換もしてるけど、聞いた直後はなんのことだか全くわからなかったんですよ(^^;
とりあえず右に曲がり進んでみる。
左側にグランドがあり、そこに思いっきり不自然に堂々とUH-1Jが駐機してある。
あれ?UH-1J?
明らかに搭乗申請書と一緒に来たチラシみたいなのにはUH-60JAのCGが載ってたのに!!
若干がっくりと来ながらも”たいしゃ”と”木村さん”を探す。
とりあえず用語の”たいしゃ”はよくわからんので”木村さん”優先で探すことにした。
しかし、周りに人は誰一人としていなく、”木村さん”がどこにいるのかも、”たいしゃ”がなんなのかも聞けない!!
自衛隊駐屯地内で迷う中学生3人・・・
ふと、右側の建物を見た。
すると、玄関に思いっきり『体験搭乗会場』と書かれているじゃありませんか!!
テキトーなところにチャリをとめて建物(隊舎)の中に入る。
すると、長机が置いてあり人が座っています。
その人は明らかに陸自の制服を着ていて、手元に名簿が見えます。
直感しました。
『この人が木村さんだ!!』
いや、結局名札を見なかったんでわかりませんけどね(爆
そこでまた名前を聞かれ、今度は待機場所を教えられます。
『2階の突き当たりだから。』
これは簡単に見つけることが出来ました。
ただ、木村さんが持ってた名簿の俺の名前のふりがながとんでもない事になってたんですけどね・・・
搭乗申請書にはちゃんと
カタカナでふりがな書いたのに(涙
で、待機場所となっていたのは教室みたいなところでした。
どうも人の集まりがイマイチだったらしく、説明が始まったのは午前10時ごろから。
それまでは席に置いてあった『自衛官募集!』のパンフ読んでました。
明らかにパンフお持ち帰り用のでかい封筒もおいてあったんでしっかりとお持ち帰りしてきたんですけどね(爆
午前10時
木村さんが前に立って今日の日程の説明をして、つぎに今日搭乗するUH-1Jの機長から少しありがたきお話。
なんでも南西沖地震のときに奥尻島に最初に行った部隊はこの人のとこらしい。
つぎに操縦士と思われる人が安全説明を今日搭乗する全員に対し行う。
とはいっても、機体のちょっとした説明、遊園地の注意書きみたいな事を言って終わりだった。
1班6名(機長・操縦士・係員の計3名除く)で第4フライトまであり、俺たちは第3フライトのようだ。
10時30分から第1フライトがあがるようなので、結構空き時間がある(1フライト15分程度)
なにをするでもなく席に座っていると、見た目的に50歳位のおそらく隊員(私服)であろう人が俺たちに話しかけてくる。
「結構時間あるから案内してやろうか?」
むっ!この暇な空き時間に駐屯地内を案内してくれるのか!
これはラッキーといわんばかりに即『お願いします』と頭下げさせていただきましたw
隊員宿舎、食堂、売店等々を回り、その間にいろいろな説明をしていただきましたw
友人Mと友人R.Tは『コンちゃん(ホントにそう呼ばれてる)の名のおかげだな』とまで言う始末。
あ、うちの親父自衛官なんでw もちろんここに勤めてます。
案内が終わって隊舎の外に出るとちょうど第1フライトが戻ってきたあたり。
第2フライトが乗り込んであがっていきます。
それと同時に俺たち第3フライトに本物のドックタグが渡されます。
別に自分の名前とか血液型とかが打ってあるわけじゃないんですけどね。
とりあえず表面に『JGSDF 64 〜〜』と打ってあり、裏面にはデカデカと173のシールが貼ってありました。
とりあえず首からドックタグを垂らし、期待をふくらませて待つことしばしば。
第2フライトが帰還してきました↓
ついに俺たちの出番です!
近づいて行くにつれて当たり前ですが風圧が強くなり、エンジンとローターの音がすさまじい。
さっきの俺たちを案内してくれた人がUH-1Jをバックに俺たち3人をデジカメで撮ってくれましたw(その画像はまだもらってません。来たら載せると思います
近づいて行くときに撮ったモノ↓
乗り込んで座席に座り、シートベルトを締めます。
係り員(上の写真で顔出してる人)が乗り込むと間髪入れず『フワッ』という感じで上昇します。
なんか、スッゲー不思議な感じw
俺のヘボイ国語力じゃ表現できねぇやw
とりあえず地元上空からの景色だけでもw
その後数分水平飛行した後、ゆっくりと右旋回し隣の市上空を飛行し、着陸しました。
着陸の時がまたなんか不思議な感じw
高度が下がるにつれて気圧が上がる(んだっけ?)ので耳が降下中は常に長いトンネルに入るときのような状態に。
けど、面白かったですよww
俺が見てた限り平均高度は1200ft、速度は約90ktでした。
〜infomation〜
今回の画像はすべて、某友人から借りたデジカメによって撮影されたモノです。
デジカメ貸してくれた友人、この場でお礼を言わせてもらいます。
ホントにどうもありがとう!めっちゃ役だってますぜw