ブレーキワイヤー交換講座
ブレーキワイヤーは年に1回は交換した方が良いと言われているようです。
確かに、切れてからじゃ遅いので保守整備ってコトで交換するコトをお勧めします。
俺は過去に赤信号に気づいてブレーキングしたらワイヤーが切れたって経験がありますので・・・。
事故は起きてからじゃ遅いですよ。
1.準備
はい、工具類を準備します。
また画像忘れた・・・。
1:アーレンキー(ヘキサゴンレンチ)
2:グリス
3:ペンチ(ついでにワイヤー切れれば二重マル)
これだけで命が守れます<ぇ
2.ワイヤーを外す
ここで一つ基本知識。
ワイヤーには「インナーワイヤー」と「アウターワイヤー」があります。
インナーは銀色の”ワイヤー”って感じの物。
アウターはアウター受けからブレーキレバーに繋がる曲がるパイプです。
間違えないように。
ブレーキのワイヤーを留めてるビスを緩めてワイヤーを外します。
このとき、エンドキャップもペンチで外します。
末端からブーツ、バナナ、アウターといった具合にワイヤーを抜いて行きます。
抜いた順番とワイヤーが通った所を忘れないようにしてください。
全てのアウターからインナーが抜けたら、ブレーキレバーからワイヤーを抜きます。
アジャスターの切れ目を上画像の様に一直線にします。
すると、この様に抜けます。
あとは太鼓(先端の塊)を抜けば除去完了です。
2.取り付け
さて、先ほどワイヤーを抜いた時と逆の手順でワイヤーを通します。
最後のブーツまで取り付けたら、ブレーキをリムに押しつけた状態でワイヤーを留めます。
しっかり留まったら、ブレーキレバーをハンドルにつくくらい力一杯握ります。
5,6回握ってください。
これで大まかな初期伸びは取れました。
ワイヤーは編み物なので、どうしてお最初は強く引っ張ると伸びてしまいます。
伸びてしまうとせっかくのセッティングが崩れてしまうので、事前にしっかり伸ばしましょう。
ワイヤーはかなり長いので、相当余ると思います。
適度な長さに切りましょう。
そしてエンドキャップも付けましょう。
3.調整
ワイヤーが留まったらあとはブレーキのセッティングを出して終了です。
すっかり忘れてましたが、グリスはアウター内なんかに吹いておくと摩擦が軽減します
あと、使ってる内にワイヤーが伸びてくるコトもあるので、そのときはキチンと調整してください。
今回はリアですが、フロントでもやることは同じです。
それでは、おつかれさまでした。
TOP / back